デザイン力で稼ぐ(2)
三宅一生/セリーヌ/クレージュ

デザイン戦略による女性車需要拡大に成功。が、安売り競争勃発。脱廉価の高級車戦略とは?有名ブランドの商品化に挑戦。世界のファションデザイナーたちにまつわるエピソードを語る。 (1)  ブリヂストンサイクル企画部長横芝正志は…

1か月前

デザイン力で稼ぐ(1)
画伯の描いた女性車

起死回生の女性需要喚起策。軽量車の差別化戦略は?自転車はデザインで売れるか?続々登場する国内外有名デザイナー。その嚆矢となった日本画の巨匠小泉淳作の思い出を語る。 (1)  2001年夏、すでに現役を退いていたブリヂスト…

1か月前

ヒット車の系譜(6)
ラストチャンス/アルベルト

 サスペンション付き軽快車「ラクッション」大ヒット。安売り競争に歯止めがかかった。だが、それは嵐の前の静けさだった。デフレ・円高の進展で勢いを増し、怒涛の如く日本に流入する台湾中国廉価車。21世紀初頭、低価格化に染まる市…

4か月前

ヒット車の系譜(5) 嵐のなかの再出発/ラクッション

一滴の赤いインクを水面に垂らすと、パッと赤い色が全体に広がる  横芝の脳裏に浮かぶイメージである。混乱する市場に一つのヒット車を出せば、赤い色が拡散するように難局を打開できるはずだ……。 (1) 1996年ブリヂストンサ…

5か月前

ヒット車の系譜(4) 起死回生!点灯虫秘話

 1989年のテーマ車アルミグラ大失敗。MTBも低迷。迫りくる中国台湾廉価車の大量流入。10年間ヒット車を連発して、“黄金の80年代”を謳歌したブリヂストン。ついに落日か?業界注目のなか、命運を賭けた起死回生の一手を放つ…

6か月前

ヒット車の系譜(3) 失敗の戦略アルミグラ

 “勝利の方程式”という言葉がある。プロ野球でいえば、リードして逃げ込むときの勝つ確率の高い投手継投策を指す。自転車づくりも同じこと。成功と失敗を繰り返すうちに、マーケティング戦略が方法論化され、勝つためのノウハウが生ま…

7か月前

ヒット車の系譜(2) 勝利の方程式ベルレックス(後編)

 社長命令に応え、横芝はベルト車に命運を賭けた。新戦略は“黄金の80年代”最大のヒット車を生む。さらに続く数々のヒット車。低価格競争を打破する“勝利の方程式”。いかにしてつくられたか?その歴史を追う。 (1)  ドイツか…

8か月前

ヒット車の系譜(2)勝利の方程式ベルレックス(前編)

 カマキリの大ヒットで幕を開けた“黄金の80年代”。だが、安い模倣車が続出、メーカーの経営は再び悪化する。打開策はないのか?時代の流れを変えた独創技術ベルトドライブによる差別化戦略。“勝利の方程式”成立するか? (1) …

9か月前

ヒット車の系譜 (1)諸刃のカマキリ

“黄金の80年代”  日本の自転車が最も輝いた時代である。独創商品続出、新需要が創出され、世界に類のない自転車王国が出現した。だが、史上最大のヒット車カマキリには、低価格競争という悪魔が潜んでいた……。 (1) 「よし、…

9か月前

世界の歴史が変わった (3)電動アシスト

自転車を“人力で動く乗りもの”と定義する限り、“楽に走る”ことは永遠のテーマである。しかし、モーターのような機械力を使うと、たちまち自転車でなくなる。この命題にエポックをもたらしたのが、電動アシスト機構である。 (1) …

10か月前