ヒット車の系譜(4) 起死回生!点灯虫秘話

 1989年のテーマ車アルミグラ大失敗。MTBも低迷。迫りくる中国台湾廉価車の大量流入。10年間ヒット車を連発して、“黄金の80年代”を謳歌したブリヂストン。ついに落日か?業界注目のなか、命運を賭けた起死回生の一手を放つ…

1週間前

ヒット車の系譜(3) 失敗の戦略アルミグラ

 “勝利の方程式”という言葉がある。プロ野球でいえば、リードして逃げ込むときの勝つ確率の高い投手継投策を指す。自転車づくりも同じこと。成功と失敗を繰り返すうちに、マーケティング戦略が方法論化され、勝つためのノウハウが生ま…

2か月前

ヒット車の系譜(2) 勝利の方程式ベルレックス(後編)

 社長命令に応え、横芝はベルト車に命運を賭けた。新戦略は“黄金の80年代”最大のヒット車を生む。さらに続く数々のヒット車。低価格競争を打破する“勝利の方程式”。いかにしてつくられたか?その歴史を追う。 (1)  ドイツか…

3か月前

ヒット車の系譜(2)勝利の方程式ベルレックス(前編)

 カマキリの大ヒットで幕を開けた“黄金の80年代”。だが、安い模倣車が続出、メーカーの経営は再び悪化する。打開策はないのか?時代の流れを変えた独創技術ベルトドライブによる差別化戦略。“勝利の方程式”成立するか? (1) …

4か月前

ヒット車の系譜 (1)諸刃のカマキリ

“黄金の80年代”  日本の自転車が最も輝いた時代である。独創商品続出、新需要が創出され、世界に類のない自転車王国が出現した。だが、史上最大のヒット車カマキリには、低価格競争という悪魔が潜んでいた……。 (1) 「よし、…

4か月前

世界の歴史が変わった (3)電動アシスト

自転車を“人力で動く乗りもの”と定義する限り、“楽に走る”ことは永遠のテーマである。しかし、モーターのような機械力を使うと、たちまち自転車でなくなる。この命題にエポックをもたらしたのが、電動アシスト機構である。 (1) …

5か月前

世界の歴史が変わった (2)MTB

世界最大の自転車生産国アメリカで、10スピード車の大流行がバッタリ止まり、需要が半減、市場は存亡の危機に直面していた。1975年のことである。救世主マウンテンバイク(MTB)登場、新旧勢力の交替、アメリカは輸入国に変貌し…

5か月前

世界の歴史が変わった(1)ハイライザー&BMX

「ドイツで生まれ、フランスで育ち、イギリスで成長した」と自転車史は語っている。自転車大国アメリカには、独自の自転車文化がなく、常にヨーロッパの亜流だった。そのアメリカから2つの新しいジャンルが生まれ、世界を変えていく。ア…

7か月前

ブランド戦争“新スリーキングダム” /アンカー誕生秘話(2)

ブランドを武器に攻める欧米車、上陸したが伸び悩む台湾車、防戦一方に追いやられる日本車。新・三国志━ブランドの三つ巴戦が始まった。日本のトップブリヂストンは、サザンクロスプロジェクトを起ち上げ、反転攻勢に出る。が、思いもか…

8か月前

国産車最後の戦い /アンカー誕生秘話(1)

1990年代バブルが弾け、長く続くデフレ時代が到来した。円高の波に乗り殺到する輸入車、激烈な価格破壊、日本メーカーの倒産が続出する。20年にわたり営々と築き上げたスポーツ車市場でも、欧米ブランドの参入により、日本車は崩壊…

9か月前