ライディングレッスン教え方

4月9日(土曜)と10日(日曜)に静岡・日本サイクルスポーツセンターの5kmサーキット内で『JCFライディングスキル・レッスン ロード・レース【基礎編】』を実施。本格的なレース会場でカジュアルなヘルメットをかぶりレッスン講師を務めました。お気に入りのOGKカブト「CS-1」は、M/Lサイズで220gと軽量でJCF規格を満たす安全基準クリア。街乗りにもいいです。
 
JCFによるロードレース普及大会である「チャレンジロードレース大会」ですが例年、ビギナー向けBクラスで落車などのアクシデント多発。そこで今年はBクラス開催の代わりに基礎編ライディングスクールをやることになったのです。参加者が少なかったので講師は、子どもや中高年向けにスクール指導経験がある僕と、元プロロードレーサーでブルベ達人でもある三船雅彦氏の2人に。だからこそ、気づきがありました。若いころに素人レースを走っていた程度の僕と、フランドル一周やヨーロッパのクラシックレースを走り込んだ元プロ選手では、視点もアドバイスにこもる深さが違う。
 
基礎メソッドのスラローム指導で、ビギナー女子に三船さんを追走させたら、あれよあれよとタイムが短縮され、走りがきれいになった。やんちゃ坊主男子も三船さんの余裕あるキレのいい見本走行を見て目がキラキラ。上手な人の背中は魔力がありいい意味で上手さを伝染させる。
 
休憩をはさんでサーキット体験走行に出る。1周目での三船さんは、「目線を曲がる方向に」と「コーナーでは腕を突っ張るようにしてハンドルを持つ小指をしっかりグリップ」とアドバイス。「先に走る選手を追随するなら2秒先にいる選手がいい」とレース中の距離感を教えてくれた。
 
2秒先。なるほどなぁ、と僕は感心。元プロ選手の経験がにじむ表現だ。
JCFスキルテキスト小冊子は僕がフランス自転車競技連盟の教本を基本に、ブリティッシュサイクリング(英国自転車競技連盟)のスキル指導方法取り入れてまとめた。基礎メソッドとして間違いはない。だが、教え方というのは1つだけではない。基準さえあれば、教え方は何通りもあっていい。
 
三船さんとご一緒して、多様な視点の大事さに気づかせてもらえたし、指導ノウハウの引き出しが増えた。学びに終わりはないですね。

1か月前