親子鷹、小林可奈子

久しぶりにオリンピアンの小林可奈子に会った。写真は千葉市で開催された『Urban MTB Ees jn 千葉』で、愛娘をサポートする可奈子お母さん。大会2日目の12月6日に娘の小林あか里選手がXCショートサーキットを制して初代XCC全日本チャンピオンに輝いた。

特設コースは単純で抜きどころに乏しかった。2位の選手がまとわりついていたが、あか里は実力がはっきりわかるスパートで勝った。ゴール後に倒れこむ完全燃焼。カメラのストロボが光るわきで母の小林可奈子が自転車をさりげなく置いてサポート。さすが元プロアスリート、スマートなスポンサーへの配慮だ。

機材スポーツは常に最新機材の競争。どんな高価な自転車でもエリートライダーにとっては消耗品。勝てる選手には勝てる機材が供給され、媒体露出により機材の宣伝効果は高まる。母はそれをわきまえてブランドを映しこんでもらう配慮をし、それが娘へのバックアップにもなる。

小林可奈子は1966年のアトランタ五輪で正式種目になったマウンテンバイクの日本代表選手になり23位、同年のアジア大会では優勝。その後も長い現役選手を続け、結婚・出産をはさんでレースを中断したが復活。現在は地元の長野で『MTBクラブ安曇野』を主宰し、後進の育成とMTB普及に努める。子育てをしながら子供たちを集めてクラブを作り、その過程で娘が2016年、2017年にユースで優勝。40代で競技に復活した母もエリート優勝を果たした。正に親子鷹!

10か月前