土のグランドから始まった日本の自転車競争

4月から自主事業としてダート系イベントをオーガナイズ。

「たちかわCYCLING GAMES」(facebookで検索を!)は3つのダート系種目で、多摩川サイクリングロード沿いにある旧多摩川小学校の校庭で毎月実施します。

 

ロードバイク全盛時代になぜダート系? 時代に逆行しているみたい。でも違います、これぞ本筋!

 

明治31年(1898年)に上野・不忍池で大日本双輪倶楽部が主催した日本人による初の自転車競争会が開かれました。有名なハナシですが、それば競馬場のコース。土の上でのレースでした。

 

私が始める種目のひとつ、cycle speedwayの説明をある人にしていたとき、聞いた昔話。

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“ドサバンク選手権”というのがあったよ。俺が高2のときだから1972年に、福島県の棚倉にあった土の平らな400mグラウンドでポイント競争優勝したの。今でもトロフィーがある。よく覚えていないけれどポイントの他にミス&アウトもやっていた。なにしろ全日本自転車競技大会の名称で10回くらい続いたはず。東白川高校の自転車競技部が強かった。全日本とはいえ東京の立教に埼玉県のいくつかの高校が招待されてくらいの規模で、ほんとにドサまわりの競技会だったな。

 

cycle speedwayのコーナリングはペダルを止めて外足荷重でバッと倒し込んでいくんだろうけれど、ドサバンク選手権じゃ固定ギヤのトラックレーサーで走るから走り方がまるで違う。

平らな土だから滑る。さらに固定ギヤのトラックレーサーだから、きれいなペダリングで踏まないとコーナーで膨らんじゃう。「きれいに踏むには、内踏みできれいに回せ」、と昔の人から教えられたけれど大事だね。加速は滑らかに踏み増していくし、コーナーは膨らまないためにバックを踏むことになる。それができないと勝てなかった。

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そう、ダートで上手に走ることは、美しく安全に走るために必要なスキルです。ぜひ見に来てください。軽快な音楽とMCによるわかりやすい解説、くつろげるカフェスペースもご用意します。

3か月前