メーカー名:BIANCHI
車種名:Oltre XR3 DISC 105
カラー:Matt Black/CK16(マットブラック/チェレステ)
価格:¥358,000
モデルイヤー:2019年
サイズ:47/50/53/55/57
仕様:上位モデル譲りの振動除去システム(カウンターヴェイル)を搭載したフレームに、シマノの105グレードを仕様したミドルグレードモデル
人気の秘密
カーボン製品の人気の一つである高い振動吸収性。
しかし、”振動除去”は難しい。独特の振動吸収の感覚が得られる振動除去システム”カウンターヴェイル”を搭載したのはビアンキのみ。
バイクの性能の重要な要素、剛性と推進力、振動吸収性。
この両立のために素材だけでなく、フレームの形状でメーカーは苦心していたが、
剛性と推進力向けの形状を優先して設計しても振動吸収性との両立が計れるようになった。
そして登場したのがオルトレXR4、エアロ効果を重視したモデルだ。
しかし高性能フレームは値段も高い・・・。
そんな中、登場したのがミドルグレードの”XR3”。あえて悪く言ってしまえばXR4の廉価版。
ハイエンドレース機材として誕生したXR4に比べ剛性で劣る。
また、ジオメトリーも異なり、ヘッドチューブが少し長い。
しかしこれらがメーカーの狙いである。
剛性で劣るのも硬さと乗り心地のバランスをとるため、ヘッドが少し長いのもトッププロライダーよりもアマチュアライダー向けに設計したため。
つまりレースに特化したXR4よりもXR3の方がより万人向けに乗り心地重視で設計されているのだ。
ただの廉価版にとどまらないXR3、さらに価格面もそこまで高くなく、この性能のフレームであればリーズナブルと言って良い。
ビアンキは歴史ある人気ブランド、そんなメーカーが、革新的な技術、実績、リーズナブルな価格、納得の仕様、これらが合わさったモデルをリリースした。
登場時の2018年、この価格帯では珍しく人気が爆発、最大のヒット作と言われた。
そして2019年・・・。
新型のシマノ105を搭載、さらにパワーアップし、おすすめなのがDISC仕様車だ。
なぜなら、各社、DISC仕様車が増え、市場もまた人気が出てきている。
今後、ホイールもDISC関連商品の方が新製品が増えていくだろう。
今、注目すべきはこのDISC仕様モデルだ。

