日本独自のツーリングバイク創造! 『ジャパンバイクテクニーク』

2019年の夏は、新しい自転車文化の幕開けとなります。

日本の自転車工業はほぼ空洞化し、今やスポーツサイクルの大部分は欧米ブランドで、新潮流のグラベルロード、バイクパッキング(写真参照)なども輸入文化。そんな時代に反旗をひるがえすコンクールイベントの誕生をお知らせします。

「日本には競輪選手のフレーム作りに携わる多くのビルダーがいて、またサイクル専門学校などで学んだ若手ビルダーもいます。それらの人々の技術の発表の場を作り、日本からツーリングバイクについての文化を発信できる場として『ジャパンバイクテクニーク』を創設します」と語るのは発起人の土屋郁夫さん。

京都で土屋さんはツーリング車主体の「アイズバイシクル」を経営し、オリジナルパーツのプロデュース、ヴィンテージ自転車のレストアも手がける熱い自転車人。彼が思い描くのは、日本の風土に根ざした日本らしさあふれる新世代ツーリングバイク。昔のランドナー風もよし、今日的なバッグパッキング風もよし、どんなスタイルでもアリなのです。

このイベントは元々、フランスで3年前に復刻したのですが、オリジナルは19世紀末に“シクロツーリズムの父”と呼ばれるヴェロシオ(本名ポール・ド・ヴィヴィ)が実施したコンクール・デュラルミンという軽量化選手権。

ジャパンバイクテクニークではプロのビルダーを含む自転車製作・販売に係る参戦グループが創意工夫して1台の自転車を作り上げ、2月のハンドメイドバイシクル展でお披露目させ、6月の本戦レースで信州の厳しい峠道を走らせる。すでに20近いグループがコンテストにエントリーを予定しています。どんな斬新バイクが誕生するのか、審査員のひとりとして係わる僕は楽しみです。

コンテストの詳細はホームページに。

https://japanbiketechnique.org/

 

11か月前