敬愛する友人が、交通事故で死んだ。

NHK秋田のニュースで流れた情報では、8月13日夕方、秋田市の交差点で右折した乗用車が、向かい側から横断歩道をわたってきた自転車に乗る70歳男性をはねた。男性は体を強く打ち、病院に搬送されたが18時過ぎに死亡した。乗用車を運転していた71歳の男性は、「前をよく見ていなかった」と警察に話している。

 

70歳男性は、センチュリーランを走る会というサークルでの友人で、仲間からは“皇帝”と呼ばれ、全国津々浦々の大会を制覇し、優しく熱心で誠実な自転車乗りだった。交通ルールを厳守するのがモットー。荒川サイクリングロードが好きで、アクセスしやすい場所にマイホームを建てた。

 

交通ルール厳守、そんな人でも、突然の不幸が訪れる。前方不注意のドライバーが相手では避けようがない。

 

そういえば最近、神奈川県の道志みちでセンターラインをオーバーしたバスに轢かれて若いサイクリストが死んだニュースがあった。識者(バスの職業運転手)に聞いたところでは、道志みちは部分的に大型バスではセンターラインをオーバーしないと曲がれないカーブがあるそうだ。

 

道路が構造的に大型バスではラインをはみ出さないと曲がれないなら、何らかの規制や注意喚起が必要だ。道志みちは2020年のオリンピックでは自転車ロードレースのコースになる。

 

あなたも自転車で走るとき、見通しが悪ければ細心の注意をしてほしい。

 

彼の愛した荒川サイクリングロードを寂しく走ってきた。

南風が強かった。眩しい道で、ペダルを踏み倒した。

7か月前