2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けて、社会的に盛り上がっているんでしょうか。
少なくとも、ブリヂストンはオフィシャルパートナーとして社会貢献に取り組み、タイヤの技術を投入したソールを、パラトライアスロン選手の義足に提供しています。先日、それを使った秦由佳加選手に直接インタビューする機会がありました。
「リオの前に走ったヨーロッパの石畳は、経験したことない滑り方。身体は快調なのに、足が滑って実力発揮できないので、すごく悔しかったです」
6月から使い始めたタイヤ技術を活かしたソールは、「これなら実力を発揮できる」と目を輝かせて語り、独特の右脚を外側に振り回すようなフォームで走りを披露してくれました。
盲学校に通うアスリートたちと走る機会も10月にありました。全盲の選手に三輪車に乗ってもらい、後ろから声で方向を指示。慣れてくるとうまく走れてきて、この人は初めて自分の力で自転車を操縦しているんだな、と感動しました。
写真は、点字仕様の2020年パラリンピックバッジです。レアモノです。


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