レンタサイクル物語1

某日、ぶらりと四国を旅行した。
高松・栗林公園散策に出かけると、ずらりと駐輪している水玉模様の自転車が目についた。
聞くと、市営のレンタサイクルだと言う。
早速、公園前ポートの管理人に聞いた。
「全部で何台?」
「およそ700台あります。料金は6時間100円、1日200円。返却は市内7箇所のポートどこでもOKですよ」
そう言えば、高松は島国の四国には少ないフラットな土地である。
ふと思い出し、管理人に言った。
「レンタサイクルという言葉は、昔私が考えた造語です。それまでは、皆が貸自転車と呼んでいたのですよ」
「?????」
管理人は全く信じていない。

1960年代後半のこと―。
ハワイ・ホノルルの貸自転車屋の看板に「RENT-A-BIKE」と書いてあった。当時の日本語でBIKEと言えばオートバイのこと。帰国後、新ビジネスとして貸自転車事業を推進したとき、バイクをサイクルに替えて「レンタサイクル」とネーミングした。
その第1号は、赤字に喘ぐ国鉄(現・JR)が、関連旅行会社「日交観」と組んで、青森・子の口バス駅で始めた「駅レンタサイクル」だった。その後多くのローカル国鉄駅で副業として展開された。
「だから、私が名付け親ですよ。商標登録しておけば良かったが・・・・・・」
ネットで検索すると、レンタサイクルの始まりは1975年と書かれている。この話は、その6~7年前のことである。

高松レンタサイクル管理センター(TEL087-831-1801)

高松市のレンタサイクル

 

2年前