角田安正・雑記帖 「新羅万象」というコトバ

自転車には多くの物語があります。人それぞれの自転車についての思い出があります。
放送作家の永六輔は語っています。
「ゼブラ・ラーヂ・モノポール・宮田・山口・丸石・スィフト……昭和の初め僕が生まれたころに浅草の街を走っていた自転車です。映画フィルムや蕎麦を運ぶ若い衆が、ハンティング帽にニッカボッカ、派手な上着を羽織って短いハンドルで曲乗りしながら運ぶ。とにかく、かっこよかった……」

自転車物語を作るときスタッフから提案がありました。
「技術的だけでなくて社会的な視点からも自転車について森羅万象(しんらばんしょう)の情報を集めた、新しいウエブサイトをつくろうよ。情報の周りにはそれ以上のいろんな物語があるはずだから」などと仲間と話し合い、「自転車物語WEB」の立ち上げを考えています。
(「自転車物語Ⅱ・バトルフィールド」あとがきから抜粋)

ようやくWEBが始まり、サイトのキャッチは「新羅万象の自転車情報をお届け
する」になった。
新羅万象とは、宇宙に存在するすべてのものの意味である。いかにも古い言葉だと思ったが、チョコレートなお菓子からバンドまであって、そうでもないだ。
万物や事象を指すから「自転車情報なら何でもよい。便利だな。」と皆で決めた。
最近のアニメの世界でも弱虫ペダルなど自転車にまつわるストーリーは人々に感動を与え続けている。
自転車は単なる機械でありながら過去から現在、ひょっとして未来に至るまで、しかもファッションや生活まで様々な面で社会に明暗取り混ぜて多くの影響を与えている。
まだWEBはテスト段階だが、facebookでも自転車物語WEBをスタートさせた。追々内容を充実させるつもりである。

自転車物語 フライヤー

2年前